引越の豆知識

引越しで運ぶ大型の荷物の中でも、冷蔵庫と洗濯機以外で気をつけたい家電はいくつか挙げられる。以下、家電ごとに運搬時の注意点を書き出してみよう。
●テレビ
家電の中でも、特に配線まわりがやっかいなテレビ。引越し運搬前の準備として、もとの配線に戻す時に迷わないように、デジカメやスマートフォンで現状を撮影しておこう。また、汎用シールと荷造り札に番号を書いておき、それぞれの番号をつなぐようにしておけば迷わずに済む。外した配線は結束バンドなどでひとまとめにしておき、本体やリモコン、説明書などと一緒にダンボールに梱包しよう。

●パソコン
パソコンも引越し会社が梱包してくれるが、念のため事前にデータのバックアップをとっておこう。破損が心配な場合は、自身で入念に梱包することをオススメする。というのも、引越し会社の多くは、パソコンの移動時のトラブルは補償対象外としているのだ。ロールタイプのエアクッションを外側に巻き、その上をさらに毛布で包む。購入時のダンボールがある場合は、それに入れて運ぶと安全だろう。

●電子レンジ
電子レンジは、事前の準備は必要なく、作業員が当日梱包してくれる。レンジ内のガラス製や金属製の皿は必ず気泡緩衝材などで梱包してもらおう。また、電子レンジをはじめ、オーブンレンジ、スチームオーブンは、運搬中の振動によって内部不具合を起こしてしまう場合がある。運び出す前に作業員の前で動作確認をしておこう。そうしておくことで、万一故障してしまった時に補償交渉をしやすくなる。

●エアコン
エアコンは特殊な取り付けが必要なため、プロに任せた方が安心だ。家具・家電の引越しも行ってくれる「クロネコヤマトの引越サービス」は、家電の取り付けも行ってくれる。サイトを見てみると、以下の料金で工事可能だ。

取り外し工事…8,000円~
取り付け工事…12,000円~
※いずれも壁掛けタイプ(家庭用:冷房能力4kWまで)

また、エアコンなどの家電の取り付け・取り外しを行っている引越し会社は、ほかにもあるのでまずは一度、問い合わせてみることをオススメする。

引越し後の手続き

転校の最終手続き

役所の手続きで「転入学通知書」をもらったら、前住所の役所で発行された、「在学証明書」と「教科用図書給与証明書」を、転入先の学校に提出しよう。これでやっと転校に関わる手続きは終了だ。
運転免許の住所変更

運転免許証の住所変更は、管轄の警察署にて行う。手続きには、運転免許証と印鑑、新住所を確認できるもの(住民票など)、都道府県を越えての引越しの場合は、写真1点が必要。身分証明として使う機会も多いので、早めに住所変更しておきたい。
車庫証明申請と証明書入手

免許の住所変更と合わせ、車庫証明を申請しておくと、手間が1回分省ける。ただし、申請には、車庫の配置図などの申請書類などが必要になるので、準備してから出かけよう。証明書は、申請後数日で発行される。
自動車・自動二輪車の登録変更

自動車の登録変更は、引越し後15日以内に、管轄の陸運局で行う。車検証、住民票、車庫証明、印鑑を準備の上、手数料を添えて申し込む。管轄の陸運局が変わった場合は、ナンバープレートも変更になるので、車で出掛けて取り替えてもらおう。
梱包資材の返却と不用品の処分

すべての荷解きが完了し、新居に荷物をしまい終えたら、引越し会社に、段ボールなどの梱包資材を回収してもらおう。また、転居後に不用品が出てしまった場合は、処分を依頼できないか、引越し会社に聞いてみよう。ただし、料金確認は事前に。
引越しのお知らせハガキを投函する

新生活が落ち着いて、友達に遊びに来てもらっても大丈夫な状態になったら、先に準備しておいた引越しのお知らせハガキを投函しよう。これでやっと、引越しに関わる手続きは完了だ。

引越し後市区町村の役所での手続き

新居を管轄する市区町村の役所で手続き。必要な手続きは、各世帯の状況により異なるので、事前に確認し、準備しておこう。手当や福祉サービスなどに直結するものも多いので、手続きは早めに。
■転入届と住民票の取得

引越し後14日以内に、前住所の役所で入手した「転出証明書」と身分証明書、印鑑を持参の上、「転入届」を提出。各手続きで使用する住民票も併せて発行してもらっておくと、役所にもう一度出掛ける手間も省けるので、必要な枚数を確認しておこう。
■転校書類の手配

転校手続きに必要な「転入学通知書」は、転入届を出せば発行してもらえるところと、住民票を教育委員会に提出してやっと発行してもらえるところなどがあるので確認を。前住所の学校で発行された「在学証明書」と「教科用図書給与証明書」の提示を要求されることもあるので、準備していこう。
■国民年金・国民健康保険の手続き

国民健康保険は新たに申し込みをすることになる。転入届と同時に登録してくれるところも。別申請の場合は、転出証明書、身分証明書、引き落としにする場合は銀行口座の印鑑も必要。国民年金は住所変更のみ(国民年金手帳持参)。
■印鑑登録

印鑑登録をする場合は、登録の手続きが必要。本人が直接申請できる場合は、登録する実印と、本人であることを証明できるもの(免許証など)を持参して手続きしよう。
■その他、福祉・医療・手当関係の手続き

市区町村役所で行う手続きには、ほかにも、乳児医療費助成や児童手当、介護保険、後期高齢者医療費助成などの福祉医療や手当に関する手続きがある。該当する人は、事前に必要書類を確認の上、同じタイミングで手続きを終えられるようにしておこう。
■原付の登録変更

原付の登録変更は、いったん廃車にして、新たに登録する形となる。標識交付証明書(紛失している場合は役所に相談を)、印鑑、ナンバープレート(ナンバーが変わる住所変更の場合)、身分証明書を準備し、まずは廃車申告書を提出。同じ役所で、新規登録の手続きもできる。
■犬の登録変更

旧鑑札、予防注射済票、印鑑を持参して手続きする。市区町村によっては、申請先が管轄の保健所になる場合もあるので、事前確認をしてから出掛けよう。

新生活初日

新居の掃除と近隣挨拶
事前にできなかった場合は、新居の掃除や近隣へのご挨拶は当日行うことになる。荷物の搬入が始まる前に済ませておこう。時間が早すぎる場合は、挨拶は作業後に行ったほうがよい場合もある。

電気 水道 ガス の開栓
事前に申し込みしておけば、電気や水道は使えるはず。ガスの開栓に立ち会いが必要な場合は立ち会おう。ブレーカーの位置を確認し、作業開始までに電気がつくようにしておこう。

搬入される段ボールの数を確認。搬出同様、荷物の搬入場所や、荷解きの指示は自分の仕事だ。細かいものをどう置くかなど、より細かい指示が必要な場合が多いので、確認が必要になりそうな場所を、テキパキと動き回れるようにしておこう。
すべての搬入が終わったら、段ボールの数を確認し、なくなっているものがないか、破損などはないかを、できれば引越し会社立ち会いのもとでチェックしよう。問題なければ引越し料金を精算し、会社の作業は終了となる。
開梱以降は自分でやる場合は、身の回りのものから整理をはじめよう。梱包とは逆に、あまり使わないものは後回しにしても問題ない。当日使用する身の回り品が整えば、とりあえず、本日の作業は終了だ。

引越し当日

いよいよ引越し当日。引越し会社への指示出しと、貴重品の管理をメインに、テキパキと動いて、予定通り搬出できるようにしよう。
まずは、当日まで使用していたものを梱包していこう。照明器具やカーテンなども、忘れずに梱包を。ただし、トイレや洗面のタオルやペーパー、掃除道具など、引き払い直前まで使用する可能性のあるもののために、「最後のひと箱」を残しておこう。
引越し会社が到着したら、まずは注意点やダンドリを軽く確認。図面など資料を見ながら、食い違いがないかチェックしよう。別梱包や、気を付けて運んでほしい荷物などがある場合も、現物を見せながら依頼を。また、当日現金精算の場合は作業前に支払いをする場合も多い。
打ち合わせが終わったらいよいよ本格作業スタート。あまりウロウロしすぎないようにし、聞かれたことにはスムーズに答えられるようにしておこう。新居に一番に搬入してほしいものなど、要望がある場合は忘れずに指示を
ガスの閉栓に立ち会いが必要な場合は立ち会う。電気は、すべての作業が終わったら、ブレーカーを落としておこう。また、当日精算がある場合はその場で済ませる。そのほか、個別の取り外し工事などが入る場合はその立ち会いも行う。
すべての作業が終わったら、積み忘れた荷物がないかチェックして回る。また、軽く掃除もしておこう。賃貸の場合は、不動産会社立ち会いのもと、傷などをチェックして、問題なければ鍵を返却することに。

前日の準備①新居の掃除

新生活を快適にするためには、入居前の掃除や、カビや害虫への対策は重要。とくに持ち家の場合は、家の傷みを少なくするために、対策をきちんとしておきたい。
家具がない状態で掃除できるのは引越し前だけ。押し入れやシンク下など、奥まで拭き掃除をして、換気のためにすべての窓や戸をあけておこう。できれば、煙の出ない害虫駆除剤なども使っておきたい。換気のため、できれば晴れた日に作業しよう。
当然ながら、引越し前なので新居には何もない。掃除道具は準備しておく必要があるので注意しよう。また、水道が使えるように、水道の使用開始日を調整するか、不動産会社にお願いしておくと作業が楽になる。